2017年02月04日
喪主に代わって葬儀の挨拶をすることになる人は
今や80代、90代でも元気なお年寄りは大勢いて、100歳を過ぎてもまだお迎えが来ないという人も珍しくない、超高齢の時代になりました。そんなお年寄りの配偶者が亡くなった場合、喪主は通常、亡くなった方の配偶者が務めることになりますが、車いすに乗っていたり、杖がないと歩けないといった体の不自由さを抱えている人が少なくなく、喪主を務めるのは困難というケースが増えてきています。
一方で、不幸なことに年が若すぎて務めることができないといった場合もあります。そんな時は、親族の中からこの人ならという、代わりを務めてくれる適任者を選ぶことになります。配偶者がダメな場合は、子供にその役が回ってきますが、通常は長男や長女といった一番上の立場の人が打診されることでしょう。けれど、一番最初に生まれたというだけで、すべての人が人前で挨拶をするのが得意なわけではありません。
もしかすると、二番目、三番目の兄弟姉妹の方が上手に話ができる人がいるかもしれません。その場合はそもそもが代理ですので、誰がやっても構わないでしょう。葬儀を無事に行うための挨拶を上手に行ってくれるなら、兄弟姉妹の順番などこの際関係ないと考えた方が、おそらくうまくいきます。
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