2017年01月22日
通夜葬儀告別式に参列する時のマナー
お葬式の最中に、会社の知り合いに合ったからと言って大声で話しかけるのはマナー違反です。話をしたい場合は、出棺後霊柩車が見えなくなってから静かに話しかけましょう。出棺後であっても笑い声をたてたり、大声になるのは大変失礼なことなので慎んでください。僧侶がお経を読んでいる間は静かに聞いています。遅れて到着した場合は、読経が終わるまで式場の外で待ちます。お葬式の間、遺族は多くの弔問客を前にして慌ただしい気持ちでいるため、遺族に話しかけることは控えましょう。目が合ったら静かに黙礼するにとどめておくのがマナーです。どうしてもお悔やみの挨拶をしたい場合は、世話役に頼んで案内してもらいましょう。逆に遺族から話かけられた時にも、長話は避けた方がいいでしょう。
葬儀に参列するときには、携帯電話の電源を切っておきましょう。マナーモードならいいだろうと考えがちですが、静かな式場内ではマナー音も耳障りに感じることがあります。また、緊急の用事でこちらから携帯電話で連絡をしたいという時にも、一旦式場から出て目立たない所でするか、公衆電話を利用しましょう。通夜などで弔問した場合、遺族があえて死因に触れていないのにこちらから死因や亡くなった時の状況を質問するのはマナー違反です。特に複雑な死因でなくても遺族にとっては語りたくない場合もあります。死因の分かっている時には事情に合ったお悔やみの言葉で遺族を励ますようにします。最近では葬儀の直後に告別式を行う場合が多いので、同じ流れのものと思っている人も多いかもしれません。
ですが、本来両者は全く別の意味を持っています。仏式の葬儀は、故人が成仏するために僧侶を中心として遺族や参列した人たちが読経・念仏・供養をする儀式です。一方、仏式の告別式は故人の今生での善行を足す意味を込めて、会葬者が焼香する儀式です。告別式から出棺までは待ち時間があります。寒い季節はコートを着てもいいですが、出棺時には必ず脱ぎます。棺が霊柩車に納められる際には黙礼し、霊柩車が走り出したら合掌して冥福を祈ります。火葬場へ行くのは遺族と近親者などごく親しい人だけです。同行したい場合は事前に親族や世話役に申し出ましょう。
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